GRID (グリッド)は手術前の医師の検討作業を効率化し負担を軽減するためにデザインされた医用画像ビューアです。複雑な画像処理を簡単、迅速、精密に実現し、検討作業をサポートします。これまで医師の負担となっていた検討時の読影作業や医用画像処理をAI等を活用して効率化し、医師の負担軽減に貢献します。
Deep Learningを駆使して開発された自動セグメンテーション機能を搭載しています。 医用画像データを入力すると自動的に3DCGが作成され、セグメンテーション作業の効率化を支援します。 これまで長時間の作業が必要であった脳実質のセグメンテーションに対して、医用画像データの入力から数分で3次元の組織の可視化が可能となります。
※この機能はソフトウェアを使用するに従って性能が変化するものではありません。 また、使用する画像が推奨条件を満たす必要があります。
医用画像の3次元的なシミュレーションを効率よく行うための多数の機能を搭載しています。 セグメンテーション機能で作成した組織情報を使用し、開頭処理や組織の部分移動のようなシミュレーション機能や、 3次元の長さを計測する計測機能を搭載。 部分移動機能では、組織を移動させるような操作を仮想的にリアルタイムで可視化が可能です。
関心領域を任意に指定し、組織の大きさや部位ごとにセグメンテーションすることができます。画像を任意の3次元領域に区切ることができるため、血管などの複雑に入り組んだ臓器形状に沿って関心領域を絞ることができます。 また、4種のノイズ除去ツールを使うことで、必要な組織だけを比較的簡単に作成することができます。
動脈瘤クリップをシミュレーションに用いることができます。 多種多様なクリップモデルを用意しているため、動脈瘤の形状や位置に応じたクリップを設置できます。 クリップモデルは位置や角度を細かく動かすことができるほか、開閉させて確認を行うことができます。 既定のクリップモデルだけでなく、3Dファイル形式(OBJ、STL)で作成された任意のモデルを読み込むことも可能です。
DTI画像から神経線維を作成します。 SeedとTargetの2つの範囲を指定すると、その両方を通過する神経線維を描出します。 不要な神経線維は、マウスの囲む操作で簡単に除去することが可能です。 3次元画像を半透明表示にしたり、DTI画像を重ねて表示したりしながら、任意の角度から神経線維の走行を確認できます。
強力な自動レジストレーション機能と手動レジストレーション機能により、効率的なレジストレーションが可能です。 自動レジストレーション機能では全ての画像を自動で位置合わせするため、位置合わせの手作業にかかる負担を軽減します。 また、位置合わせが困難な画像の場合も、細かく調整可能な位置調整ツールによってマニュアルで簡単に位置合わせすることができます。
OS | Windows 10, Windows 11 (64bit環境) |
CPU | 第7世代 intel Core i7 以上 |
CPUメモリ | 16GB以上 |
GPU | NVidia GeForceシリーズ(GPUメモリが8GB以上) |
HDD(空き容量) | 50GB以上 |
一般的名称 | 汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム |
クラス分類 | プログラム1 疾病診断用プログラム |
販売名 | 医用画像3DCGシミュレーションソフトウェアGRID |
認証番号 | 303AGBZX00028000 |